みなさんこんにちは!柔道整復師・鍼灸師の鳥家です!
スポーツの秋ですが運動会もぼちぼち終わりつつあります。最近ではギックリ腰の患者さんが急増していますので身体の不調や違和感のある場合は早めにご相談ください!
本日は小・中学生の成長期に起こりやすい疾患「オスグッド・シュラッター病」についてお話させてていただきます。
この疾患は、10歳代前半の脛骨粗面部(膝のお皿の下あたり)に痛みと腫脹を生じる骨端症の1つです。
これは特にスポーツをしている男児に多く発生します。
10歳代はまだ骨の形成も不完全で柔らかく骨化出来てない状態です。この時期は力学的に弱い時期で、日常生活動作やスポーツ活動により筋肉(大腿四頭筋)が収縮し筋肉の付着部である膝のお皿の下(脛骨粗面)を繰り返し牽引することで発生します。最悪の場合、その牽引が骨化出来てない弱い骨を引っ張り骨がめくれる剥離骨折にもなります。(僕は病院嫌いだったので放置しましたが剥離骨折してしまい象の鼻のように骨がめくり上がりました…….笑)
ですがそうなる前に、この疾患は予防することが出来ます!基本的には大腿四頭筋の筋緊張を取ったりストレッチすることで骨へのストレスを軽減させれば起こることは少なくなります。スポーツ後のストレッチやマッサージは本当に大切です!最悪の場合選手生命に関わる事もあります!私は何人かそのような友達を見てきました。
スポーツパフォーマンスを向上させたり、上手になるためにはしっかりと予防することが重要です!
当院でもオスグッド・シュラッター病の子は来院されており治療もさせていただいてます!
身体が硬い子は特にこの疾患になりやすいので、気になる方は気軽にご相談ください!