皆さんこんにちは!柔道整復師・鍼灸師の鳥家です!
本日は変形性股関節症についてお話します。
この疾患は退行性病変で年齢と共に関節が変性してしまう疾患です。関節軟骨の変性及び摩耗が進むことで股関節の関節軟骨は減ってしまいますが、骨増殖を起こします。その為、骨棘形成や軟骨下骨の硬化、骨嚢胞の形成が行われ、疼痛や跛行(足を引きずる)、関節拘縮(動かなくなる)などの症状が起きてしまいます。
女性に多い疾患ですが、理由としては女性ホルモンの乱れや減少が考えられます。他にも、女性は骨盤が男性よりも広いため股関節の位置が正中から遠くなり負担が大きくなります。ゆえに関節のハマリが浅くなり痛み生じます。
基本的には股関節の前方に痛みが生じ、お尻の筋肉が弱くなる事でバランスが悪くなってしまいます。進行してしてしまうと手術の適応となり、早期に治療すればするほど予後はいいです。
最近は寒い時期になり運動量が減ってくる季節でもあります。こんな季節だからこそしっかりと運動して基礎代謝をあげましょう!体の体温が上がれば免疫力も上がりますし、身体の調子も整います。
少しでも身体の調子が思わしくない場合は当院にご連絡下さい!疾患によっては早ければ早いほど治りがいいものもあります。
痛みや違和感を我慢せず、たまにはご自愛ください。