皆さんこんにちは。鍼灸師の平尾です。
年々、夏の気温も上がり40度近くになる日も多くなりましたね。
エアコンも必須になり、室内と外との寒暖差が激しいために体調を崩す、いわゆる夏バテになる方も多いかと思います。
夏バテによる「身体がだるい」「疲れやすい」「集中力がない」「頭痛」「不快感」などの症状を訴える方が病院へ行って診察・検査を受けても、はっきりとした原因がなく、異常なしと診断されます。
一方、鍼灸医学は、はっきりとした異常に対する治療だけではなく、その人の生活習慣・体質などの大きな背景を基に治療方針を決定していきますので、なんとなく体の調子が悪いといった、いわゆる不定愁訴の除去を得意としています。
鍼灸医学は予防医学とも言われていますので、不定愁訴や、これから起きるかもしれない重篤な病をいち早く察知します。早めに予防のための対策をとりましょう 。
今回は夏バテによる体のだるさを取るツボをご紹介します。
湧泉(ゆうせん):押すと元気が湧いてくるというツボです。夏バテにより疲れていて、全身がだるく、元気がでないときに効くツボです。
場所:足の裏の土踏まずからやや指寄りで、指を曲げた時にできるくぼみの中にあります。
手技:押しかたのコツは親指やペンをツボに当て、痛くなるまで押し続けます。
試してみてくださいね。