みなさん、こんにちは!
本日は手根管症候群についてお話ししようと思います。
原因は突発的に生じるものが多く、妊娠・周産期や更年期の女性に生じるのが特徴です。
骨折などのケガ、仕事やスポーツの手の使いすぎ、透析をしている人にも生じます。
正中神経が手首にある手根管というトンネル内で圧迫された状態です。
手首の運動が加わって手根管症候群は生じます。
初期には人差し指、中指がしびれ、痛みが出ます。
最終的に親指から薬指の親指側の3本半の指にしびれがでます。
この痛み、しびれは明け方に強く生じ、手を振ることで楽になります。
母指の付け根根がやせてきて、縫物などの細かい作業が困難となり、親指と人差し指でOKサインができにくくなります。
手首をたたくとしびれ、痛みが指先にひびく。
手首を直角に曲げて手の甲を合わせて、1分以内にしびれ、痛みが悪化すかどうかを見ます。