みなさんこんにちは!柔整師・鍼灸師の鳥家です。
最近は気温も下がっており、ギックリ腰や寝違いなどの急性症状患者さんが増えています。
痛みが出る前にお風呂で身体を温めたり、簡単なストレッチをすることで発生率を下げることが出来ます!
出来るだけ痛みの出ないように予防していきましょう!
では本題ですが、今日は手根管症候群についてお話します。
この疾患の症状は手の第1指~第4指にかけて痺れ感があり、早朝に強く症状が出現し、手を振ることで緩和します。痛みも誘発され、主に手首や手指にみられ筋力低下が起こります。ボタンをかけたりつまみ動作が不自由になるのも特徴的な症状の一つです。
原因は手首周囲の正中神経が圧迫されることで、手のひらの感覚や運動が障害されます。手のひらの付け根には、手首の骨と靭帯に囲まれた手根管というトンネルがあり、このなかを複数の腱や正中神経などが通っています。そこが圧迫されて上記のような症状が出ます。関節リウマチや腱鞘炎などにより併発することもありますので、主婦の方や子ども・孫の抱っこ、閉経後の女性に多く見られます。
最近では腱鞘炎のような症状を訴えて来院されるケースも増えており、何もせずほったらかしにしてしまうと手根管症候群になってしまいますので、手首や腕の痛みなどが出るようでしたら早めに連絡ください!