スタッフブログ

スタッフブログ

腰痛・腱鞘炎・骨盤のズレ

鳥家

皆さんこんにちは!柔道整復師・鍼灸師の鳥家です。

本日は腰痛・腱鞘炎・骨盤のズレについてお話します。この3点セットは特に妊婦さんや産後の方に多く見られます。

腰痛・腱鞘炎・骨盤のズレがなぜ起こるのかというと、お腹の子を支えるために力を入れたり、それによる反り腰によって腰に負担がかかってしまう。出産に伴って骨盤が開き矯正出来てないことで骨盤のズレから腰痛が来たりします。

ただ、ここで不思議に思うのは妊婦さんや産後の方はなぜ腱鞘炎が起きやすいのか?です。学生時代に授業で先生から「妊婦さんは腱鞘炎になりやすい」と聞いても納得いくことが出来ませんでした。なぜなら妊婦さんでなくてもフライパンや荷物、スマホなどで負担はかかりますし、妊婦さんに多い原因が分からなかったです。

ただ、産婦人科の先生やそれに通じる勉強をしていた時に納得いく答えが出ました。それはホルモンバランスの関係で妊婦さんや産後の方に腱鞘炎が多いことが分かりました。

産前、産後では女性ホルモンと共にリラキシンといったホルモンが分泌されます。このリラキシンは産後1ヶ月ほどまで分泌されるいったことも言われていますが、2,3日までで分泌が終わるといったデータもあります。

このリラキシンは主に関節を緩める作用をします。出産時に骨盤の関節が閉じたままだともちろん出産は出来ません。このリラキシンの作用で関節に緩みを持たせ、身体を出産準備に持っていくのです。主に仙腸関節や恥骨結合といった出産に関わる関節に作用する為、産前、産後の腰痛や骨盤のズレが出てきてしまいます。これにより腰痛が酷くなりギックリ腰になるケースもよく聞きます。

そんな中で、このリラキシンの関節弛緩作用が全身にも起こる事も報告されており、手首の関節を緩める事も報告されています。腱鞘炎になったり中々治らなかったりする原因もここにあります。グラグラな関節で重いものを持ったり負荷をかけると腱鞘炎になりますし、そもそも不安定な関節になっているだけでも腱鞘炎は起きます。

産後2日~長くて1ヶ月分泌されるリラキシンですが、これを放置するとどうなるでしょうか?関節の不安定性を放置しておくと骨盤のズレが定着し腰痛が長引いたり、冷え症や便秘などが起きてしまいます。関節は1度固まってしまうとそれを緩めるまで時間がかかってしまいます。

なので!産後の骨盤矯正や腰痛改善など興味のある方は早めにご連絡下さい!!!

早く処置すればするほど治りも良くなります!

一度ご相談ください!!!

栗東で鍼灸整骨院をお探しなら

栗東で鍼灸整骨院をお探しなら、えがお鍼灸整骨院 栗東院にお越しください。
当院では腰痛、肩こり、手足の関節の痛みなどの健康保険の対象となる治療はもちろんのこと、交通事故によるケガの適切な治療をすることができます。
病院に通っていてもなかなか改善しないむち打ち症に関しても、交通事故治療の専門家が患者様一人ひとりの症状に合った治療を施していきます。